壁面に石のテクスチャを浮かび上がらせるためには、岩石薄片、レンガ、または文化石、もしくは一般的なペンキの色を使いますが、石片、レンガ、文化石等は剥落する可能性があり、かつ材料に重いため、空中での使用には適しません。一般的なペンキは遠くから見るとテクスチャが見えますが、近づくと単調になってしまうだけでなく、時間が経つと剥落や、汚れの問題により、補修後は見た目が悪化します。
ADD STONEストーンテクスチャコーティングは花崗岩模様系のため、近くで見ても遠くでて見ても質感があり、コーティング工程中はマスキングテープにより、積み上げ効果を出すことができます。わたしたちのチームがどのようにしてマスキングテープとADD STONEストーンテクスチャコーティングで壁面の模様をつくるか一緒に見ていきましょう。
ADD STONE ストーンテクスチャコーティングはスプレーで作業する必要があり、作業前の最重要作業が保護作業で、染色を避けるため、周りのスプレーする必要のない部分をプラスチックフィルムで覆います。
黒色の目地が淡い黄褐色のストーンテクスチャの色彩を引き立てるため、先に黒色のプライマーをし、マスキングテープでタイルのテクスチャを貼りだし、それからADD STONEストーンテクスチャコーティングシステムの色つき弾性コーティングを上塗りします。
色つき弾性コーティングはブラシ、ローラー、またはスプレーガンでスプレーすることも可能で、壁面上にすでに淡い黄色の弾性コーティングが塗られている場合、ブラシをした跡がみられます。
弾性コーティングによりADD STONEストーンテクスチャコーティングは熱帯気候の熱膨張と収縮にも耐えうるようになり、塗装面のひび割れを避け、淡黄色の弾性コーティングは黒色のプライマーをカバーし、ストーンテクスチャコーティングの色を引き立たせることができます。
ADD STONE ストーンテクスチャコーティングのメインコーティングが完成し次第、マスキングテープをはがすことができます。マスキングテープ剥離後に現れる黒色プライマーが淡黄褐色の花崗岩テクスチャを引き立て、ストーンテクスチャが出始めます。
マスキングテープを貼っていても浸透、塗料の付着があるため、マスキングテープを剥がした後は浸透や上塗りされてしまった黒色を丁寧に補修し、黒の模様をより鮮明に、ラインをより鮮鋭にすることによって、全体的に色と造形がより顕著になります。